解決事例

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解決事例

迅速な判断が給付金の分かれ目になります!

給付金額1,250万円

対象者の症状慢性肝炎

お客様Hさん(相談時60代)

ご紹介するスタッフ服部 由佳

給付金額が下がる可能性があったので、最低限の訴訟資料を整えて提訴

Hさん(60代、男性)は、20年以上前に、持病で通院した際にB型肝炎ウイルスに感染していることが判明しました。その時点では、肝臓機能障害は指摘されることはありませんでしたが、その後7年ほど経過した後に、肝機能の異常を指摘され、慢性肝炎との確定診断を受けました。 慢性肝炎の場合、発症から20年経過しているかどうか、治療中であるかどうかなどの条件によっては、給付額が異なります。Hさんから相談を受けた段階で、サリュは、全ての書類が医療機関から開示されるのを待っていては、給付金額が下がってしまう可能性があると考えました。そこで、その旨をHさんに説明、ご理解いただいたうえで、最低限の訴訟資料を整えて、提訴しました。

その結果、慢性肝炎として一番高額な金額で和解

その結果、Hさんと国は、慢性肝炎として一番高額な金額で和解に至り、Hさんからも「本当に良かった。一番低い金額での和解かもしれないと思っていたので。」とお喜びいただくことができました。

担当スタッフからのメッセージ

なるべく早く相談されることをお勧めいたします。

B型肝炎給付金は、20年の除斥期間が経過しているか否かで、大きく金額が異なります(最大2700万円)。Hさんの場合、慢性肝炎の発症から20年経過しているか否かで、1000万円近く給付金額が変わる可能性がありました。慢性肝炎の発症時期は、記録を大量に収集し、それを詳細に検討しなければ特定できないことが多いですが、それを待っていては、20年を経過してしまう場合もあります。そのような場合、1日でも早く訴訟提起しなければなりません。20年を1日でも過ぎてしまうと、給付金額が大きく減ってしまう可能性があるからです。サリュでは、通常、迅速な解決のために、給付金の要件を充足する資料をしっかりと整えてから訴訟提起しますが、除斥期間経過の可能性が少しでもある場合は、最低限の資料を整えて訴訟提起しています。肝がんや慢性肝炎等の発症から長年経過している方がいらっしゃれば、1日でも早く相談されることをお勧めいたします。