解決事例

STORY

解決事例

20年経過直前でも和解が可能です!

給付金額3,600万円

対象者の症状肝がん

お客様Eさん(相談時61歳)

ご紹介する弁護士籔之内 寛

和解できるのか疑問がありながらご依頼されました。

Eさん(61歳・男性)は、肝がんを発症し3回再発しながらも日々の生活を過ごされている中で、B型肝炎ウィルス訴訟について詳細を知り、遠方でも受けてくれる弁護士を探されていました。Eさんはご自身の状態で和解できるのか疑問に感じ、今後の手続きや弁護士費用についてサリュにお問い合わせくださいました。Eさんは、サリュからの今後の方針や可能性やリスクの説明に納得され、ご依頼されました。

除斥期間が間近に迫っていたので早急に訴訟を進めました。

サリュでは、Eさんが肝がんを発症されてから20年の除斥期間が間近に迫っている事態に備え、ご依頼を受けて3週間で提訴を行いました。Eさん自身も緊急性をご理解くださり、早急に書類収集等に協力してくださいました。提訴後、順に証拠収集を行い、医療記録の確認を行ったうえ改めて当初予測した以外のリスクがないことが確認できました。その間、随時、Eさんに状況をお伝えし証拠収集にご協力いただき、収集した証拠を整えて提出しつつ訴訟は進んでいきました。

除斥期間の経過もなく和解に至ることができました。

その結果、国の調査が渋滞している中、約1年でB型肝炎ウィルスによる肝がんの病態で、除斥期間の経過もなく和解に至ることができました。Eさんからも感謝のお言葉をいただきました。Eさんは無事定年も迎えられ、ご家族と今後の人生に備えることができたことに非常に安堵されていました。

担当弁護士からのメッセージ

自分が和解条件を満たすのでは、と少しでもお思いの方は、いち早くご相ください。

この件の相談をいただいたとき、「何よりもすぐに提訴しなければ」という考えを抱きました。どんなに重度の症状があろうとも、除斥期間が過ぎてしまえば和解の条件を満たさなくなってしまうためです。また、提訴後の調査で和解条件を満たしていなかったとしても、Eさんに報酬の請求をしなくてもいいため、心置きなく提訴にむけた準備をしました。 今回のケースのように、B型肝炎訴訟はスピード感をもって訴訟提起に進まなければならない性質の事件がたくさんあります。また、延長されたとは言え、時限立法に基づいて給付金の請求ができるに過ぎないわけですから、自分が和解条件を満たすのでは、と少しでもお思いの方は、いち早くご相談いただければと思います。