解決事例

STORY

解決事例

資料が不足していても、多額の給付金を受給することも!

給付金額3,600万円

対象者の症状肝がん

お客様Lさん(相談時50代)

ご紹介するスタッフ佐野 礼華

長い間異常がなくても後に肝炎や肝がんを発症するケースでした

Lさん(50代・女性)は、20代の出産時に受けた血液検査でB型肝炎に感染していることを知りました。そこから数十年間、Lさんの肝機能は正常でしたが、その後肝がんに罹患していることがわかり、サリュにご相談にいらっしゃいました。Lさんのように予防接種を受けてから長い間異常がなくても後になって肝炎や肝がんを発症するケースは珍しくありません。

国と和解し、3600万円の給付金を得ることができました。

Lさんが予防接種を受けたのは約50年前なので、母子健康手帳や予防接種台帳を用意することはできませんでしたが、サリュは、Lさんの陳述書、医師の意見書、Lさんの保育園の修了証書などを提出して、Lさんが予防接種を受けた事実を裏付けました。
そのようにして、Lさんは国と和解し、3600万円の給付金を得ることができました。

担当弁護士からのメッセージ

時が経てば経つほど、過去の資料の収集は困難となるので、早めの対応をお勧めします。

Lさんは、B型肝炎給付金の存在自体はご存知であったものの、無症候であったことから、弁護士に相談されずに過ごされていました。しかし、人間ドックで異常が見つかったことをきっかけに相談にいらっしゃいました。Lさんの場合はそういったきっかけがあり、手続きを始められましたが、無症候の方であっても、早めに手続きを始められることをお勧めいたします。無症候であっても、1度裁判において集団予防接種等による感染であることを確認しておけば、将来万が一発症した場合に、比較的容易に症状に応じた追加の給付金を受け取ることができるからです。また、時が経てば経つほど、過去の資料の収集は困難となるので、早めに資料の収集をスタートすることをお勧めいたします。